ながつき はれのひ


きょうから、ぼんてんは、にっきをかく。

こじゅうろが
ぼんてんまるさま、じのれんしゅうに、にっきをかいてみませんか
って、いったからだ。

こじゅうろは、ぼんてんのじがすきなんだって。
ならったばかりなのに、とってもおじょうずだって、
いつもほめてくれる。
ぼんてんも、こじゅうろのじはきれいでだいすきだ!
もちろん、じだけじゃなくて、もっといっぱいだいすきだけどな?

きょうは、こじゅうろといっしょに、あたらしいきもののきじをえらんだ。
ときむねとあそんでたら、よごれたりやぶれたりするから、
ほんとはぼんてんは、じょうとうなのでなくていいんだ。
でも、ちゃくなんはきれいなきものをきるんだって。
ぶけのきょうじってやつだ。
それに、ぼんてんのきもののことで、
こじゅうろがきたにしかられたら、かわいそうだからな。

やまほどのきじはいろもいっぱいで、がらもぜんぶちがう。
こまってるのに、こじゅうろは
ぼんてんまるさまは、おかわいらしいから、どれもにあいますね
って、にこにこして、ぜんぜんたよりにならない!
あんなにいっぱいかって、またきたにしかられるぞ?
せっかく、ぼんてんがきをつかったのにな。

でも、ほんとは、うれしいんだ。
こじゅうろは、ぼんてんをかわいいって、えらいって、ほめてくれる。
くらくてこわいよるは、いっしょにねてくれるし、
みぎめがなくても、いやがったりしない。
ときむねは、あかるくてみんなにすかれてるけど
こじゅうろは、ぼんてんがいちばんだいじって、いってくれる。

こじゅうろは、きらきら、すてきなことばを
たくさんたくさん、くれるんだ。
だから、ぼんてんはこじゅうろがだいすき。
おこるとこわいけど、でも、こじゅうろならいやじゃない。
すごいだろ?

だいすきなこじゅうろがそばにいてくれたから
ぼんてんはきょうも、しあわせないちにちだった。



「こじゅうろ、できたぞ!」
「おや、小十郎が拝見して宜しいのですか?」
「うん……どうだ?じょうずか?」
「…………………っありがたき幸せ!梵天丸様っ!」

(うがねぇとか仮名ばっかりだとか、もうどうでもいい!)



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