見た目小学生美少女中身肉食アラサーAV女優の合法ロリヴァイさんシリーズ。
えっちぃことはしてませんがそういう設定ですので、露骨な表現があります。ご注意ください。
正直すまんかった(土下座)
めっきり秋めいてきた気候が清々しい。晴天だが暑さを感じるどころか、少し冷たい風に温かい日差しがありがたいくらいだ。
休日、駅前のロータリー。
主要都市近郊のベッドタウンであるこの町でも、都会のように飲まれそうな人波まではいかないにしろ、家族連れだったりカップルだったり、はたまた休日出勤のスーツの人々、予備校通いらしい学生グループ、様々な顔ぶれが行き過ぎていく。
そんな風景を、エレンは何をするでもなく、ぼーっとベンチに座って見ていた。
いや、正確には、何もしていないわけではない。
待ち合わせだ。
指定の時間は、もう二時間も前に過ぎているけれども。
医者の息子で、本人も医大生。見た目もそこそこ、少なくとも清潔感があって爽やかな笑顔には定評がある程度には悪くないと思う。ひょろっとしてはいるが足も長いし貧弱ではない。ダサくない程度の服のセンスもある。性格もそれほど壊滅的に鼻つまみ者ではないだろう。
とまぁ、自慢ではないがこれだけ揃えば、モテるのは当たり前だ。
特に医大生になってからは顕著で、黙って飲み会に参加するだけで美人やボンキュボンや可憐女子がいくらでもくっついてくる。入れ食い踊り食い思いのままだ。
そんな爛れた大学生活を過ごして、今、研修医になったエレンは、
「はー………………もう、女とかいいかなぁ…………」
ほけっと口を半開きにしたまま、秋の空にそんな呟きを投げていた。
性生活だけが派手に充実してしまった反動なのか、エレンは若くしてすっかり食傷気味、心に隙間風びゅんびゅん状態なのだ。
ぶっちゃけ、顔好みだなーとかこの体たまんねーとかじゃなく、胸がきゅんと締め付けられるような、会いたくてたまらなくて夜中にも走り出したくなるような、なぜか突然カラオケでピュアソングなんぞ熱唱したくなるような、そんな恋心を味わったことがない。
おかげで、頻繁に時間を割いて連絡をしたり、記念日でなくてもちょっとしたプレゼントやサプライズを仕込んでみたり、そんな女性を繋ぎとめる努力が、もうどうしようもなく煩わしい。
絶え間なく彼女はできる。女性とベッドインしない週はない。しかし、熱意の欠片もないエレンの内心は勘の鋭い女性たちにはバレバレで、長続きもしない。
こんな風に、約束をすっぽかされてうやむや、自然消滅、なんて、これが初めてではなかった。
そんなわけで、エレンは連絡なしの待ちぼうけを喰わされているのにも関わらず、怒りも苛立ちも、それどころか心配も不安も、もうまるっきりちっとも感じていなかった。
それでもさっさと引き上げてはさすがに……と思う自分の良心を宥めるために、研修医の貴重な休日を潰して二時間も待ったのだ。もう言い訳の材料にしても十分だろう。
そろそろ帰ろうか。そう思ってうーんと伸びをしたエレンに、
「なぁ」
パーカーの裾をくいと引いて、美少女が声をかけてきた。
まっすぐな黒髪のツインテール。紺のギンガムチェックのシャツワンピ、ブーティにフリルのショートソックス。赤い皮の小さなリュック。
最近の小学生は随分おしゃれなんだなぁ。読モでもしている子だろうか。
座っているエレンの目線とそれほど高さが変わらない位置にある小さな顔が、ちょこんと可愛らしく傾げられている。
つるんとしたまろい頬、尖った顎の小さな顔に、鼻も口も小さくて、目だけがくりんと吊っていて大きい。その瞳の色もグレーのような水色のような、不思議なガラス細工のように見える。
高潔なビスクドールみたいだ。
そのくせ薔薇色の唇だったり、たっぷりした漆黒のまつげが落ちかかる目元の陰だったりが、何だか奇妙にアンバランスで、危うい気分を煽られるよう。
紛うことなき美少女だ。それも極上の。
「……え、っと…………オレ?に、何か用?」
緊張でごくりと唾を飲み込んでしまった。それが厭に生々しく響いた気がして、エレンは無理矢理口元を笑みの形に歪める。
こんな綺麗な小学生女児、親戚にいた覚えはない。計算上「あなたの子よ」という可能性もまずない。見知らぬ美少女に無闇に声を掛けて回るようなロリコン趣味も断じてない。よって、この子は知らない子だ。
そんな当たり前のことをぐるぐる頭の中で問答していたエレンに、美少女はぱちぱち、と愛らしく瞬きをして、
「朝通ったときも、ここにいた。ずっとここに座って、何してんだ?」
鈴を転がすような、俗物的に言えば妹キャラのお手本のようなロリアニメ声で、きゅるん、と問うてきた。
推定読モのツインテール美少女小学生、ロリアニメ声。すげーこういう子マジでいるんだ。
ぽかんと固まっているエレンのパーカーを美少女がまたつんつんと引っ張る。可愛らしい催促に、エレンは思わず正直に答えた。
「あ、えっと、待ち合わせ」
「?それ、相手ほんとに来んのか?」
手痛い一言である。
普段のエレンなら、うるせーよ!と手を振り払うくらいはしたかもしれない……が。
「うん、まぁ、多分もう来ないよね」
エレンはえへら、と笑ってそう言った。
……いや、別に自分はおかしくない。こんな美少女に、欠片ほどでも乱暴にしたり酷くしたり、する気になる方がおかしいだろう。だってすげー美少女なんだぞ。しょうがないだろ。
エレンの心の葛藤を知らないであろう美少女は、ふぅん、と唇をすぼめて(それがまた随分と可愛らしかった)次ににぱっと笑った。
「じゃあ、暇だろ。おれとデートしよ?」
「ハイ喜んで!!………………………………って、えぇえ!!?」
(美少女にナンパされました。)
+++
居酒屋バイトのにーちゃんばりに気持ちのいい返事をしてしまった手前、あわあわとうろたえながらも、エレンは何とか事情を聞きだした。
「あぁ、なんだ……デートって、この町を案内してほしいって、そういうこと?」
「そう。おれ、最近引っ越してきたばっかりだから、遊ぶとことか色々、わかんなくて」
隣に座った美少女が、真っ白なまぶしい生足をぶらぶらさせて言う。
推定読モでロリアニメ声のツインテ美少女小学生、つるつる生足、おれっ娘。何だこれ、萌えエロゲーから飛び出してきた二次元の存在??
エレン自身はプレイしないが、悪友たちと集まってその手のゲームをやったことがある。R-18フルボイスでなかなか濃かった。そういえばこういうちょい生意気妹キャラいたぞ。言わなかったけどオレ、一番好みだったんだよなぁ。
……いやいや!違う違う!ロリコンみたいな思考展開やめろって!
何か危険な情景を思い浮かべそうな自身の脳内に激しくツッコミを入れて、エレンはごほんと咳払いをした。軌道修正だ。
「そ、そっか。でも、何でオレ?年齢も違うしさ、友だちと回る方がそういうのって楽しくない?」
「この辺に住んでるやつ、いない。みんな撮影とかで忙しいし」
あ、やっぱり読モとかなんだ。そういう業界の子って、遠距離でも電車通学する子が多いって聞くから、それ系かな。これだけ綺麗な子だと、馴染めてないのかもしれないし。
ちょっと俯いて寂しそうな横顔を見つめていたら、美少女はぴょいと立ち上がって、エレンの手を取った。
「デートすっぽかされちゃったんだろ?このまま帰るの可哀想だから、おれが特別に付き合ってやる。行こっ」
引かれるままに思わず立ち上がったエレンは、ぐっと見下ろす首の角度の大きさに慌てた。この子、本当に小さい。140センチあるんだろうか。
「ちょ、あ、あのさ!君、いつもこんなことしてんの?危ないよ、オレがロリコンだったらどうすんだよ」
「…………ロリコンなのか?」
「ち、ちちち違う!違うよ!オレは違う!!変なことしないよ!!」
「じゃあいーじゃん」
けろっとして言う美少女に、エレンはうぐ……と喉を鳴らして黙るしかない。
そう、一般論として、こんな危険なことはしてはいけない。けれど、エレンはロリコンではないからして、困っているいたいけな少女を騙くらかしてイケナイコトをするような危険な事態にはなりえない。
であればいっそ、ここで自分が断って彼女が本当のロリコンの毒牙にかかる危険性を重視すべきでは?ここはこの美少女の見る目の良さに感謝して安全な案内人を務めるべきなのでは??
押され始めたエレンを、美少女の不思議な色の瞳が見上げてくる。
「そうだ。名前なんてゆーの?」
問われるままに答えた声は掠れていて、とても小さかったけれど、きちんと聞き取ってくれたらしい。美少女がほんのりと微笑む。
「エレン。よろしくな?」
くっそかわ。まじハイ喜んで!!!
違う違うオレはロリコンじゃない。ただこんなにも可愛い美少女の可愛いお願いを無下にするようなゴミみたいな大人じゃないだけだ。絶対そうだそれだけだ。
ポケットの中のスマホが何やら着信を訴えている気がする。そういえば二時間も待ったという証拠に一通くらいは様子伺いのメールでも送っておくべきだっただろうか。
そんなことをふと思ったりはしたのだけれど。
「えっと、君の名前は?ごめんね、オレあんま芸能界とか詳しくなくて」
「……。レヴィ、でいいよ」
「レヴィちゃん?名前も可愛いね。どんなとこ見たいのかな」
まぁどうでもいいや。今はこの美少女を思いきり楽しませてあげなくてはいけないのだから!
突如得た使命に燃える気持ちで町の主要娯楽施設をうんうん思い出し頭を捻るエレンは、
「ふーん……知らないんだ」
美少女がそう呟いて、くすりと壷惑的な笑みを浮かべたのに、気付いていなかった。
レヴィちゃんの小さな手と手を繋いで(迷子防止のためだから。ほんとそれだけだから!)最近できた話題のランチを出すレストランや女の子に人気のあるカフェ、散歩にもデートにも人気の緑道を併設した公園、次々に案内して回る。
結構食いしん坊らしいレヴィちゃんは、ランチもセットにデザートまで食べきったし、カフェではでっかいパフェをぱくつき、公園ではワゴンのクレープを片手にご機嫌である。
はぐはぐ、小さな口で一生懸命頬張るから、口の端や鼻の頭にクリームやらジャムやらがちょいちょいついてしまう。それを拭ってあげるのがエレンの役目だ。
「ありぁと(はぁと)」
くふんと可愛らしく笑ってくれるレヴィちゃんは、素直でとても可愛い。
小学生女児に身銭を切らせるほどみみっちい男ではないので、勿論、ここまで全てエレンのおごりである。そもそも金のかかる女とのデートだと渋々財布を厚くしてきていたから、この程度の出費は痛くもなんともないが、そんなことよりこんなに気持ちよく支払いを持つなんて初めてで。
おいしそうにいっぱい食べる、そんなこの子にもっともっと笑ってほしくて、夢中になってしまう。
「レヴィちゃん、あっちはソフトクリームのワゴンがあるよ。食べたい?」
「うー……食べたいけど、おなかいたくなっちゃうだろ?」
「そうなの?じゃあ、あったかい飲み物も買ってあげよっか?」
そうエレンが甘やかせば、レヴィちゃんは、そういう問題じゃない!とエレンの腕をぺしぺし叩きながら、こてんと頭を寄せてきたりして。
やばいこれ、すっげー可愛い。どうしよう。いやどうもしないけどね!?
鼻の下が伸びているような気がして、片手で口元を覆った。うん、多分大丈夫。不思議そうに首をかしげたレヴィちゃんに笑いかけると、彼女もにっこり笑い返してくれる。
「なぁ、エレン。洋服とかはどこで買えるんだ?おれ、買い物するとこ見たい」
そうだ、推定読モのレヴィちゃんに、おしゃれ関連の案内を忘れていたとは不覚。
「じゃあ、駅の方に戻るけど、デパートに行こうか。女の子の洋服とか雑貨とか、何でもあるよ」
こくん、と頷いて、レヴィちゃんはぱたぱたっと駆け出した。そのまま緑道から公道へ上がる階段をのぼって、一番上の段を、ぴょんっと飛び上がる。
「あ…………」
いちごぱんつ。しかも紐。
「えーれーん!はやくしろよ!日が暮れちゃうだろっ」
無邪気なレヴィちゃんに慌てて追いついて、また手を繋いで歩きながら、エレンは隙あらば頭を擡げようとする心中の何かと必死で戦った。
推定読モでロリアニメ声のツインテ美少女小学生、つるつる生足おれっ娘いちごぱんつ。いちごぱんつ。紐のいちごぱんつ……
オレはロリコンじゃない、オレはロリコンじゃない、安心安全善意の案内人、オレは変なことはしない……!!!
デパートのエスカレーターで頑なにレヴィちゃんの一段下を貫いたのは、彼女の神聖なるいちごぱんつを変態の目から隠すという、まともな大人の義務を全うするために他ならない。
エレン、近いぞ……なんてちょっと恥ずかしがるレヴィちゃんにハスハスなんかしてないんだからな!!石鹸の香りくんかくんかとかもしてないんだからなっっっ!!
(眼福でした。)
+++
信じられないと思うがありのまま今起きていることを話すぜ。
レヴィちゃんが、オレの膝の上に乗ってる。
どうしてこうなった。冷静に思い返してみよう。
デパートで歩き回った後、レヴィちゃんが足が痛いと涙目になった。
たくさん歩かせてしまったので疲れたんだろう、少し休もう、と休憩できる店をピックアップしていたエレンに、ゲーセンのキャッチャーで見事獲得してプレゼントしたデカいうさぎさんのぬいぐるみをきゅっと抱きしめたまま、レヴィちゃんが言ったのだ。
くつぬいでゆっくりしたいから、エレンの家に行く、と。
抱いていたうさぎさんは縫合跡と血走って見開いた目玉のすんごい強面だったが、それをだっこしてうりゅりゅんとおねだりするレヴィちゃんはとんでもなく可愛かった。
気付いたらエレンはレヴィちゃんを一人暮らしのマンションに案内していて、無駄に金をかけた黒皮のソファの上で、レヴィちゃんをお膝だっこしていたというわけだイマココ。
いやいやわかんねーよ!何でだよ!
ようやく正常なセルフツッコミを行って、エレンはあらぬ衝動にがくがく震えながらも、お膝にちょこりんと座っているレヴィちゃんに笑いかけた。
「れ、レヴィちゃん……どうしたの。ソファ、広いから、座るとこいっぱいあるよ?なんでそこに座っちゃったのかな??」
もういっそ抱き上げて横に座らせてもいいだろうか。抱える際にふとももとか胸元とかに手が当たることにはなるが、今の状況よりはそっちの方がよっぽど健全な範囲の接触に留まる気がする。
だって今、エレンの股間の上に、むっちり柔らかいレヴィちゃんのおしりが乗っているのだ。しかもなぜだろう、レヴィちゃんは、ワンピースの短いスカートを広げて座っていて、それはつまり、エレンのズボンのすぐ上には、あの紐いちごぱんつが密着しているということになるのだ……!!
「?だって、おれのお兄ちゃんはいつもこうするぞ。だめなのか??」
テメーこのお兄ちゃんクソ野郎なんてこと教えてやがる羨ましいありがとうございます!!
きゃるん、と振り向いて見上げてくるレヴィちゃんはもうすっかりエレンに気を許している。くてんと背中を預けて、ふぅ〜、と息をついて、きっといつもお兄ちゃんにだっこされているときそのままに。
そうだオレは今レヴィちゃんのお兄ちゃん、いやもういっそパパでいい、休日のお父さん、娘を甘やかすヤンパパ上等出てこいやッ!であって決してロリコンじゃないロリコンじゃないロリコンじゃ……
「足つかれちゃった。むくんだかな?」
そう言ってレヴィちゃんがひょいと足を上げた。
その動きで、何が起こるかって、察してくれるだろ?
「ひゃん!あっ……やぁあ、えれん」
「ちょ、ちょっと待ってごめん!マジでごめん、ちょっと……!!」
いちごぱんつのおしりでぐりっと刺激されてイェーガーしないほど、エレンの息子さんは枯れてはいなかった。
でもオレは紳士だ。決してロリコンじゃない。
最後に残された蜘蛛の糸の如き理性を頼りに、エレンは慌ててレヴィちゃんをだっこして横にどかせて(そのとき指先の大部分がレヴィちゃんのちっちゃなお胸を鷲掴み状態になったけれども、それはレヴィちゃんの体が小さいせいだから!)股間のテントが見えないようにぐっと膝を抱えた。
大丈夫。オレはまだ理性的だ。ちょっとした事故はあったがこのくらい、すぐに収めてみせますとも!
「ごめんね、レヴィちゃん。これはあれだから、何でもないから。ちょっとほらあの、うーん何だろうこれ、えーっとあーそのー」
駄目だ言い訳が何も思いつかない。
何も知らない無垢なレヴィちゃんに、男の生理現象の何たるかなど、とても説明などできやしない。医者の卵だからってそんなもんなぁ、無理なもんは無理だよ!
「えれん…………」
「うん、大丈夫。でもあの、もうお膝に乗るのはナシね!いやこれはオレだけじゃなくて、男のお膝に乗るのは絶対やめた方がいいからほんと」
「エレン、それ」
「あっそうだレヴィちゃんそっちのラックに色々雑誌とかCDとか置いてるよ!ちょっとそれ見てみたらどうかな〜ねっ暇だしねっ!」
「エレンっ!」
なんとかレヴィちゃんの気を逸らしイェーガーくんを落ち着かせる時間を稼ごうとするエレンに、レヴィちゃんは、
「おっきしたんだろ?エレン。見せてみろよ」
舌なめずりをして迫ってくるんですけど……WHY 何故に!!!???
「えっ、ちょ」
「いいから、ホラ。さっきの感じだと結構デカいだろ?気後れすんなって」
「はぁっ?れ、レヴィちゃ」
「お前清潔そうだし、顔も好みだし、いいやつだから。特別にタダでシてやってもいーよ」
上のお口がいい?それとも下のお口??
ぷるんとした薔薇色の唇に指先をあてて言う、可愛いこの子は、一体何を言っているのでしょうか……?
灰色になって固まるエレンの反応の悪さに、レヴィちゃんはちっと舌打ちをした。
すっかりしょげてしまったイェーガーくんを流し目で見つつ、
「そっか、お前知らなかったんだっけ。んだよ、めんどくせーな」
とかなんとかブツブツ言っている。怖い。何なの?ていうか誰この子??
混乱で半泣きになって怯えるエレンに、レヴィちゃんがリュックから取り出した何かをずいっと突き出した。
DVDケースだ。
表紙にはパフスリーブにタック付プリーツスカート、小学生らしい服装のレヴィちゃんが、三角座りで微笑んでいる。あ、これもいちごぱんつ。綿の子どもらしいやつだけど。
あれ?何これなんかおかしくない?
題名が『ガチロリシリーズ★レヴィたんのいちごぱんつ』って何?その横にしっかり見える『R-18』の刻印は一体??
「これ、おれの最新作。まだ店にも並んでない出来立てほやほやだぞ?」
「えっ……は……?」
今時の読モってグラビア並に際どい仕事するんデスネ。
んなわけねーだろと思いつつもそう逃避しかけたエレンの頭に、レヴィちゃん直々にぐっさりと杭が打たれた。
「お前、何か勘違いしてたみたいだけど、おれアラサー。AV女優」
エレンは気絶した。
(事実は小説よりも奇なり。)